FTISLANDというバンド。
8月30日、推してる韓国バンドのFTISLANDの日本での入隊前最後のライブとなった。
今まで当たり前になっていた夏と秋のライブももう最低2年はない。
韓国ではペンミがあるが残念ながら行けないので、本当に今回が4人揃ってみるのは最後だった。
二日間とも行ったが1日目とは違い2日目は一曲ごとにいろんな思い出が蘇り涙をこらえるのに必死だった。
自分の中で特に印象的だったのはツアータイトルにもなっているアリガト
忘れもしない2014年6月22日日曜日。
その日はツアーThe Passionのオーラスだった。
さいたまスーパーアリーナも満員にしたことある彼らだったが、その日の会場の埋まり様はあまりにも悲惨で
日曜日なのにアリーナとスタンドのわずかな列にしかファンがいなく後は全て黒幕で見えない様になっていた。
MCでメンバーはその明らかな状況を目の前にしていつまでこんな大きなステージで演奏できるのかなと不安をこぼし涙した。
あやふやな記憶で申し訳ないが、その頃の彼らは自分達はアイドルじゃない。自分達のやりたい音楽をやりたい。という意志が強く前面に出ていてテレビにも出演しなくなり今までのファンが離れて行く様子が目に見えていた。
だからこそあの日そんな現実を目の当たりにしながら歌った最後の曲がアリガトだった。
アリガトの歌詞
こんなわがままな性格でも 傍にいてほしいから
これからもずっと 支えてほしいから
をステージで涙しながらファンに語りかけていた。(知らない人はよかったらDVDになってるのでみてください)
その次から日本ガイシより小さいセンチュリーホールでライブだったがまた彼らの頑張りで日本ガイシホールに戻ってこれるようになった。
そして今回のオーラスではそれよりはるかに大きい幕張メッセで当日券まで出てステージすら見えにくい端から端まで黄色一色に染まっていた。
自分は3階席の後ろだったのでその景色を見て彼らは今どんなことを思いながら演奏してるのかなとふと思った。
きっと彼らは本当はこの景色を5人で見たかっただろうなとかあの日のこと少しは思い出したかなあなんて。
辞めた彼は正直好きじゃなかったけど演奏に関しては一番上手だし彼がいたから演奏が安定していたのは目に見えてわかっていたから脱退に関しては不安なことばかりだった。
だけど4人は最後まで走りきりました。
アンコールの時に一部の近くの人がいつかのライブで流行ったウェーブをやりたくて何回も試したけど周りからは何やってるの?っていう声を聞いてあの伝説を知らない人もいらないのかと思いこのブログを書きました。
彼らは多分どのグループよりも本当に自由奔放だし初めてライブ行った人とかは驚くことばっかりだと思うけどそれでもファンの意見はすぐ取り入れてくれるし気づくとファンのことを第一に考えてくれる素晴らしいバンドです。
本当に出会えてよかった。
また2年後その自由奔放さがどこまでパワーアップして帰ってくるのか楽しみです。